保護者の声

入園してよかったこと

グレース幼稚園に入園する前に、園庭開放によく参加させていただきました。午前中に行きますと園児と先生の関係がよくわかりました。いつも園児は上の子どもから下のこどもまで交じり合ってとてものびのびと遊んでいました。先生の園児に対するかかわり方は、私にはとても安心のできるものでした。お弁当であり、子どもの送り迎えも親がするということが、この園を選んだ理由の1つです。子どもが小さいうちはその日の体調を考えながらお弁当を作れるからです。送り迎えも園の様子や子どものその日の体調などを直接先生とおはなしすることが出来るからです。

グレース幼稚園に入ってからまずびっくりした事が、物事がいつも園児中心に考えられているということです。つめ込み式の勉強ではなく色々様々な体験をさせていただき、その中から子どもたちは多くのことを身を持って学んでくれます。楽しい行事が盛りだくさんで、その中で親も一緒にかかわり合いができるのもよかったです。たぶん子どもとの密接なかかわり合いはこの頃が一番大切な事だと思います。
一番よかったことは、子どもが幼稚園が大好きになったことです。

入園式当日は不安で泣いていた娘ですが、2〜3日経つとすっかり幼稚園が大好きになりました。自由に遊び毎日幼稚園に通うのが楽しみで仕方ない様子です。親にとっても子どもが何のストレスもなく、自由にのびのびと遊ぶ姿を見れるのが、一番うれしく入園して良かったなあと感じます。

入園説明会で、園長先生がおっしゃっていた「自分で考え、決め、行動する力」という言葉が、私の考えていた事にぴったり一致して入園を決めました。最初の一年はなかなか自分のペースがつかめず、ちょっと心配する所もありましたが、ひたすら泥だんごを作り続けていた娘が、二年目には友達の輪の中に自然に解けこみ帰宅後にはその日の幼稚園での出来事を話してくれるようになり、親として娘の成長を感じ、嬉しく思っています。

先生と子ども達も皆が、園児全員の名前を覚え、かかわってくれるところがすばらしいと思います。
特にうちは一人っ子なので、兄弟関係で学ぶ縦の関わりなどは、幼稚園で学ばせてもらっています。常に年長・年中・年少が自由に行き来できる環境は、想像以上に子どもに与える影響が大きいように思います。

学年を超えて仲良しのお友達ができて、園生活がさらに楽しいものになっているように思います。

幼稚園の台所で、もくもくと先生たちがじゃがいもの皮をむかれていました。
子どもに「今日のおやつは何だったの?」と聞くと「フライドポテト」と満面の笑みで言います。そうか、あのじゃがいもは・・・感動いたしました。とてもお忙しい中手作りのおやつを作って下さいます。最近私はそんな手間なことやっているかなーぁと反省。とても有難いです。人は食で満たされることがいっぱいあります。「おいしいー」の一言ですごく幸せになれます。感謝です。先生方ありがとうございます。

花の日礼拝

「はなのひれえはいにいきました。なんではなのひとゆうのでしょう。みんなでおはなをもっていくひなのです・おはながいっぱいあったので、おせわになっているひとにとどけにいきました。わたしはしょうわちゅうがっこうにいきました。ようちえんにかえったらカレーのいいにおいがしてきました」花の日礼拝は一般的には馴染みのない行事ですが「感謝をする心」「感謝の表現の仕方」を娘は教わったのでしょう。このような幼児期に大切な心の教育を先生方はたくさんしてくださっています。礼拝の後は子どもたちの手づくりカレーです。このような“手作りのお楽しみ”がよくあるのもグレース幼稚園ならではの光景です。

初めて花の日礼拝というのを知り、体験しましたが、とてもわかりやすく、心なごむ行事だった様に思います。
日頃の感謝をお花をもって「ありがとう」と思うあるいは伝える素直な気持を小さな子ども達なら、なおさらストレートに感じたことだろうと思いました。

預かり保育について

二人目の出産を機に利用し始めました。
子育てと上の子の赤ちゃん返りが重なり困っていたため、とても助かりました。
子どもの成長過程をじっくりみる余裕などなかったのですが、担当の先生には、毎日こんな事ができる等園での様子を伝えていただいたり、子どもの長所をほめていただいたりしたため、子どもの成長を再確認することができました。徐々に私自身の余裕ができ、子どもを怒鳴る回数が減ったように思います。子どもの赤ちゃん返りも落ち着いてきました。まさに、「こどもは親の鏡」なんですね。

園外保育

遠足の無い月は無いと言って良いほど、グレース幼稚園は園外保育の多い幼稚園です。子ども達は公園遊び、いも堀、みかん狩り等一年を通して楽しい行事をとても楽しんで生活しています。「こんなに行事があって疲れるのでは?」「送り迎えが大変」という保護者の声もあるかも知れませんが、子ども達はいつも何か楽しい事をさがしています。こんな子ども達の成長を見守り促して下さる先生方には、本当に頭の下がる思いです。
たくさんの行事を通して子ども達は友だちを思いやる気持ちや自分で考え行動する事を学びます。与えられた事をこなすだけの保育では子どもの好奇心は育ちません。いつも子どもの心に寄り添って導いて下さる先生方に感謝いたします。

《お別れ遠足》
昨年度のお別れ遠足は、動物園でのオリエンテーリングでした。
数日前から、3学年一緒の各グループで行動させて下さったので、普段お話する機会の少ない友達にも随分親しめたようです。当日はまだ、寒い中動物園の中でポイント探し。1つ上のきく組のお兄さん、お姉さんにはひっぱって貰い、1つ下のお友だちには気遣いながらまわった事をシールを貼ったカードを手に嬉しそうに話してくれました。
何よりお昼に食堂で食べた「きつねうどん」を「あんなにおいしいきつねうどんは初めて食べた!」と言いました。少し調子の悪い時に食べたのか、その時の娘はおうどんを食べたがらなかったのに・・・。話してくれた娘の表情に深い満足感と自分でやりとげた自信が見えました。こうして年中の子ども達は次の年長の心がまえを身につけるんだなぁと親もとても感動いたしました。子ども達をグループ毎にまわらせるのは大変です。先生方の勇気と小さい園だからこそ出来る縦のつながりが見えた行事でした。